寒椿 [DVD] |
南野陽子のお宝DVD。 女優A 内容B 特記事項(初ヌード) 総合B(☆3つ) |
鬼龍院花子の生涯 [DVD] |
夏目雅子のDVDが1つ欲しくて、迷わずこの映画を選びました。
「なめたらいかぜよ」の有名すぎる台詞。 夏目雅子の痛々しいまでの美しさ。 岩下志麻の迫力。 夏木マリをはじめ女優陣の色っぽさ。 全裸なのに少しもいやらしくない。 五社監督は女優を脱がす名人ですね。 |
薄化粧 [DVD] |
そういうコピーだったと思いますが、まさにそういう感じです。
ギラつきそうな緒方さん、デビュー間もない竹中さん、の好演が印象的でした。 |
新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫) |
こちらが原作なのに失礼を承知で敢えて「宮尾版」と銘打たせて頂いたのは、私自身が大河ドラマをきっかけに本書を手に取った為です。
本書は大河の原作ですがそこにには、尚五郎の淡い初恋のエピソードも、後に維新の英雄となる若き日の西郷や大久保との交流も、阿呆を装うインテリ家定との純愛も描かれていません。 代わりに、政争の道具とするために、自分の一生から女の幸せと奪い去った養父斉彬への不信感を募らせたり、 いつまでも皇妹との意識を捨てきれず徳川の女になりきらない嫁・和宮への苛立ちのあまり、自らが嫁を折檻する悪夢にうなされたり、 妊娠どころか生涯男子と交わることなく終わるであろうわが身とひきくらべ、和宮懐妊の噂に思わず悲しい嫉妬してしまう等 等身大の篤姫がそこにはいました。 大河に感動し、本書を手にとられた方には少々期待外れかもしれません。しかし本書の篤姫に圧倒的な存在感・リアリティとそこからくる魅力を感じるのは私だけではないはずです。是非是非大河ドラマだけではなく、もう一つの、そして真実の(少なくとも私はそう信じる)篤姫に会いに来てください。 |
新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫) |
いうまでもなく、今の時代とは女性の役割、世の中の女性観は隔世の感がある。
たった数百年前明治にならんとする近代の黎明期において、トップレディといえ、 主たる役割は世継の継承、バックオフィスの安泰であり、歴史的政治的な役割は 期待されていない。 とはいえ、バックヤードでのあるじたる将軍への影響力を期待され、多いとはいえない また速いとはいえない情報から裁量をとることが期待されている。 いち早く多くの情報取得をできた人間が勝ち、そして性差は多様性と受け止める 現在とは処し方も違えば価値観も異なる。 そんな中で篤姫は鹿児島の分家の娘として生まれてから島津家の養女そして徳川の嫁として 数奇な運命を進んでいく。 この小説はその48歳の人生をコンパクトに力強く表現していったのものである。 そのストーリーは小気味良く、言葉遣いも印象的で、彼女の思いや時代の流れと共感し、 思いをはせることができる。 彼女はバージン女王ならぬバージン御息所であり、当時の国家である徳川の永続を強く願い、 三千人の大奥の人間を統率したすばらしい女性である。 惜しむらくは、直接のコミュニケーションやリアルな会話ができにくい体制や時代の中で 相互理解が進まず誤解と哀しみ怒りばかりにとらわれ、和解していくまでの和宮との関係、 夫でありながら共感をすることが難しかった将軍との関係。 こういったことは今の時代ではもう少し緩和されていくはずのものであろう。 今の時代に彼女が生きていればどのような姿勢で生きていったかを想像してみようと思うのである。 |
NHK大河ドラマ・ストーリー 篤姫 後編 (NHK大河ドラマ・ストーリー) (NHK大河ドラマ・ストーリー) |
大河のストーリー本(日本放送出版協会のもの)は、ほぼ毎年買っています、去年のは私にとって
×だったので買わなかったしテレビも見ませんでしたが。 「篤姫」は衣裳や髪型にもたいへん興味を持って見ていますので、本にいろいろ紹介されているのは 嬉しかったです。 テレビは、いよいよ和宮さんが降嫁してきますから、江戸風と京風、武家風と御所風の対立ですね。 幾島が去ったけど、次々と目が離せないストーリーで楽しみです。 ただ、どの大河についてもほぽ共通しているかと思いますが、後編の本は薄めで、内容にふくらみが 欠ける感じがするのが残念で、★4個にしました。 |